Google Chromeでウェブサイトをブロックする方法 を解説します。簡単にできる拡張機能を使ったものから、拡張機能を使わない方法、ルーターでブロックする方法などの基本を解説します。
はじめに
ネットサーフィンをしていると邪魔なウェブサイトや不適切・有害なウェブサイトをブロックしたいことはありますよね。
他にも特定のサイトを子供から制限したい場合もあるかと思います。
この記事では、簡単な方法を使って、Chromeでウェブサイトをブロックする方法をいくつか解説します。
広告ブロック、追跡防止、マルウェア対策、ペアレンタルコントロールを駆使したプライベート ブラウザで、さらに安全なインターネット利用を楽しめるお手伝いができれば幸いです。
Chrome で特定のウェブサイトをブロックするとは?
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Chromeでウェブサイトをブロックすると、ユーザーはそのサイトにアクセスできなくなります。
具体的には、ユーザーがURLを入力したり、リンクをクリックしてブロックされたウェブサイトにアクセスしようとすると、ブラウザにエラーメッセージが表示されます。
Chromeユーザーがウェブサイトをブロックする理由はさまざまです。
- 保護者が子供たちが安全でないウェブサイトにアクセスしないようする。
- 企業が従業員が仕事中に気を散らさないようにFacebookやYouTubeなどのソーシャルメディアサイトをブロックしたりする。
- セキュリティソフトによる、マルウェアや感染したリンクが含まれている可能性のある詐欺的なウェブサイトをブロック。
デスクトップのChromeでウェブサイトをブロックする方法
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Chromeでウェブサイトをブロックする最も簡単な方法は、「BlockSite」という拡張機能を使うことがおすすめです。
この拡張機能は評価も高く、更新も頻繁で、無料で使えます。
またChrome拡張機能を使用してウェブサイトをブロックする方法は、非常に簡単で初心者にも理解しやすいものです。
以下がその手順です。
Chromeでウェブサイトをブロックする方法(BlockSiteを使用)
- Chromeウェブストアへアクセスする:
Chromeを開いて、右上のメニューから「ウェブストア」にアクセスします。
もしくはこちらのLINKから「ウェブストア」にアクセスして下さい。 - 拡張機能を検索:
ウェブストア内で、検索バーに「BlockSite」とキーワードを入力し、拡張機能を検索します。 - 拡張機能を追加する:
BlockSiteのページに移動し、「Chromeに追加」をクリックします。これで拡張機能がChromeに追加されます。
インストール後、拡張機能の使用を許可するための「同意」求められるので”accept”をクリック、また、有料版の利用についても求められるので、”スキップ “をクリックして完了です。 - サイトをブロックする:
アカウントの設定が完了したら、拡張機能のメニューから「Block Sites」を選び、ブロックしたいサイトのURLを入力し、「+ブロックリストに追加」をクリックします。
無料版でブロックできるのは3つまでです。 - Chromeツールバーの拡張機能ショートカットを使って、サイト閲覧中にサイトをブロックすることもできます。
右上のパズルのアイコンをクリックし、メニューから「BlockSite」を選択するだけです(ピンアイコンをクリックすると、ツールバーにショートカットが表示されます)。
「このサイトをブロック」をクリックすると、現在のページがブロックされたサイトリストに追加されます。
これで、特定のウェブサイトにアクセスできなくなります。
もし、ブラウジングが遅く感じたり、拡張機能を使用しなくなった時は、いつでも拡張機能を削除することができます。
また、自分のコンピュータで他のユーザーのウェブサイトをブロックするには、「パスワード保護」タブに移動して、他のユーザーが簡単にウェブサイトのブロックを解除できないようにすることもできます。
拡張機能を使わずにChromeでウェブサイトをブロックする方法
前述したようにChromeでウェブサイトをブロックする最も簡単な方法は、拡張機能を使用することです。
しかし、拡張機能を使わずに Chrome でウェブサイトをブロックする場合は、Googleの管理者アカウントから可能ですが、ブロックするには、管理者としてログインする必要があります。
Googleの管理者アカウントを利用してウェブサイトをブロックする手順は以下の通りです。
- 管理者アカウントにログイン:
Googleの管理者アカウントにログインし、Chromeブラウザを開きます。 - ブラウザの右上隅にあるプロフィールアイコンをクリックし、「デバイス」>「Chrome管理」>「設定」>「ユーザーとブラウザ」の順に進みます。
- ユーザーとしてブロックしたいユーザーを選択します。
- 「URLブロック」セクションを見つけます。
- 「ブロックされたURL」タブに移動し、ブロックしたいウェブサイトのアドレスを入力します。
- 変更を保存します。
これで、選択したユーザーはブロックされたウェブサイトにアクセスできなくなります。
管理者アカウントを使用することにより、拡張機能を追加せずにChrome自体の機能を利用してウェブサイトの制限ができます。
他にもGoogle 管理者アカウントを持っていなくても、Chromeの設定を微調整して、アクセス許可の管理、ポップアップの防止、通知の無効化、サードパーティ Cookie のブロックなどを簡単に行うことができます。
以下はその手順です:
- Chromeブラウザを開き、「設定」にアクセスします。これは右上隅の三本線アイコンをクリックし、「設定」を選択することで行えます。
- 設定画面で、「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
- 「サイト設定」に進むために、[プライバシーとセキュリティ] ページをスクロールしてください。
- 「サイト設定」では、特定のウェブサイトへの許可やブロックを管理できます。例えば、通知の管理、Cookieの制限、ポップアップの設定などが含まれます。
これにより、Google管理者アカウントを持っていなくても、Chromeの基本設定を使ってウェブサイトへのアクセスを制御することができます。
これらの設定の微調整を通じて、ブラウジングエクスペリエンスをより安全でコントロールできるようになります。
Wi-Fiルーターを使用してウェブサイトをブロックする方法
ルーターを使って直接ウェブサイトをブロックすることも可能です。ほとんどのWi-Fiルーターでは、ホームネットワーク上のデバイスやブラウザでURLをブロックできます。
Chromeでウェブサイトをブロックする最も「核心的」なオプションは、ルーターレベルで行うことでしょう。これにより、Chromeのウェブサイトだけでなく、Wi-Fiネットワーク上のあらゆるデバイスのあらゆるブラウザがブロックされます。
ルーターにコンパニオンアプリがあるなら、ほとんどの場合、全員と特定のウェブサイトをブロックする機能があります。
Wi-Fiルーターを使用して特定のウェブサイトをブロックする方法を初心者向けに説明します。
以下が手順です:
- ルーターのIPアドレスを確認する:
通常、ルーター本体にIPアドレスが記載されています。Windowsをお使いの場合は、コマンドプロンプトを開き(Windowsボタン+R)、`cmd`と入力してエンターキーを押し、`ipconfig`と入力することで、デフォルトゲートウェイのリストの下にルーターのIPアドレスが表示されます。 - Chromeの検索バーにIPアドレスを入力する:
Chromeブラウザの検索バーに確認したルーターのIPアドレスを入力します。 - ルーターのログイン情報を入力する:
ルーターのログイン画面が表示されたら、ルーター本体に記載されている通りにログイン情報を入力します。 - ウェブサイトをブロックする設定ページを見つける:
ルーターによっては、セキュリティタブの下やペアレンタルコントロールの項目にウェブサイトのブロック設定があります。 - ウェブサイトをブロックする: 設定ページで画面の指示に従ってブロックしたいウェブサイトのURLを追加します。変更を保存するためには通常、「適用」ボタンをクリックします。
これで、選択したデバイスは、指定したウェブサイトにアクセスできなくなります。手順はルーターによって異なる場合がありますが、基本的な流れはこのようになります。ウェブサイトのブロックが必要な場合、お使いのルーター製造メーカーから検索してみると、設定方法が詳しく解説されていますので確認してみてください。
FAQ
- Q特定のサイトをブロックする方法を教えてください。
- A
Chrome で Web サイトをブロックする最も簡単な方法は、BlockSiteなどの拡張機能を利用することです。これらの拡張機能を使用すると、お使いのデバイスで特定のウェブサイトを簡単にブロックできます。
- Q拡張機能を使わずに Chrome でウェブサイトをブロックする方法を教えてください。
- A
手順が難しくなりますが、Google 管理者アカウントをお持ちの場合は、拡張機能を使用せずに Chrome でウェブサイトをブロックできます。また、Wi-Fi ルーターのアカウント設定でウェブサイトをブロックすることも可能です。
まとめ
有害なウェブサイトのブロックにはさまざまな方法があります。プライバシーとセキュリティは Chrome ブラウジングの重要な要素です。Chrome を最高のパフォーマンスで動作させ、快適なネット環境を使うために特定のウェブサイトブロックは必要なスキルですね。